前歯部のインプラント
インプラント治療はキチンとCTを撮影して、3次元的に顎の骨の形状や、神経など避けなければならない解剖学的な位置関係を把握し、充分なトレーニングを積めば、ほぼほとんどのケースに対応する事ができます。
技術の進んだ最近ではとても骨が薄い場合や、骨の高さがない場合も色々なテクニックがありますのでインプラントを「打つ」ことはそう難しいことではありません。
比較的良好な長期経過だけを望むなら、インプラント治療はそれほど難しくはないのですが、しかし、
「審美的に」
となると話しはガラリと変わってきます。見た目の美しいインプラント治療はとてもとても難しい治療です。
女性の前歯部のインプラントを長期間審美的な形態を保たせる等は条件にもよりますが、相当大変な治療です。
今年は審美インプラント治療の第一人者であらせられます小濱先生のトレーニングコースを朝から晩まで丸2日間かけて受講致しましたが、審美治療には相当な努力が必要であるという事を思い知らされました。
できる限り今後も精進していこうと強く思う今日この頃です。