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suedeの新譜

suedeの「the blue hour」期待通りの素晴らしい出来です。

1990年代に大活躍のバンドなので、当然メンバーの年齢も50代です。

ロックは若者にしか表現できないジェネレーション物だと信じて疑わない私ですが、なのに彼らの作るロックは最新アルバムも素敵過ぎるし、むしろ当時よりも渋みと深みの出たまあデビッド・ボウイ並みの若々しさです。

完全なコンセプトアルバムになっていてアルバム丸ごと一貫性で突き進みます。

たかだか30代になったばかりでロックに対して屁理屈を捏ねて、過去をヤンワリと否定し、結果とてもつまらないアルバムを作ってしまったアレックス・ターナーのバンドとは大違いです。

その歳にしか出来ない曲を実に年齢の円熟味にて表現しているSuedeは最高ですね!